赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお正月を「初正月(はつしょうがつ)」といいます。お宮参りやお食い初めほど知られていないため、「何をすればいいの?」「破魔弓や羽子板って必要?」と迷うパパ・ママも多い行事です。
この記事では、初正月の意味から、飾り物の準備、飾る時期、当日の過ごし方までをまとめました。
初正月とは?
初正月は、赤ちゃんの健やかな成長と無病息災を願って、家族でお祝いする行事です。初節句と同じく、生まれて初めての節目を祝う「人生儀礼」のひとつとされています。
- 男の子には「破魔弓(はまゆみ)」を飾る
- 女の子には「羽子板(はごいた)」を飾る
どちらも「魔をはらう」「厄をはね返す」という意味を持つお守りのような飾り物です。
初正月はいつ?12月生まれの赤ちゃんは?
基本的には、赤ちゃんが生まれて最初に迎えるお正月が初正月です。2026年に生まれた赤ちゃんなら、2027年のお正月が初正月になります。
12月生まれなど、生後まもなくお正月を迎える場合は、ママと赤ちゃんの体調を最優先にしましょう。無理に人を集める必要はなく、家族だけで簡単にお祝いしたり、飾り物だけ用意したりしても大丈夫です。
破魔弓・羽子板は誰が買う?
昔からの習わしでは、ママの実家(母方の祖父母)から贈ることが多いとされてきました。ただし地域や家庭によって考え方はさまざまで、最近は次のようなパターンもよく見られます。
- 両家で費用を出し合う
- パパ・ママが自分たちで選んで購入する
- 祖父母からはお祝い金をもらい、親が選ぶ
あとから気まずくならないよう、「誰が用意するか」は早めに両家と話しておくのが安心です。
飾る時期としまう時期
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 飾り始め | 12月中旬ごろ(12月13日の「正月事始め」以降が目安) |
| 避けたい日 | 12月29日(「苦」を連想)、12月31日(一夜飾り) |
| しまう時期 | 1月15日(小正月)ごろまで |
飾る場所は、赤ちゃんの手が届かず、直射日光やエアコンの風が当たらない場所がおすすめです。
破魔弓・羽子板の選び方
選ぶときは、次の3つを確認しておくと失敗しにくくなります。
- サイズ:置く場所の幅と高さを先に測っておく
- ケースの有無:ほこりよけになり、毎年の出し入れもラク
- 名前入れ:木札に名前を入れられるものは、記念として長く飾れる
人気のデザインは年末に近づくほど品薄になりやすいので、11月ごろから探し始めると選択肢が多くなります。
初正月の当日はどう過ごす?
決まったお祝いの形はありません。よくある過ごし方は次のとおりです。
- 破魔弓・羽子板の前で家族写真を撮る
- 祖父母を招いて、おせちやお雑煮を囲む(赤ちゃんは見るだけでOK)
- 赤ちゃんに和柄のロンパースや袴風のベビー服を着せる
赤ちゃんはまだお正月料理を食べられません。離乳食が始まっている場合も、もちや大人用の料理は与えないようにしましょう。
初正月のお祝いをもらったら
祖父母などから飾り物やお祝いをいただいた場合、お返しは基本的に不要とされています。代わりに、赤ちゃんと飾りの写真を送ったり、お正月に顔を見せたりしてお礼を伝えると喜ばれます。
まとめ
- 初正月は、赤ちゃんが初めて迎えるお正月を祝う行事
- 男の子は破魔弓、女の子は羽子板を、12月中旬〜1月15日ごろまで飾る
- 誰が用意するかは家庭によるので、早めに両家で相談を
- ママと赤ちゃんの体調を最優先に、無理のない形でお祝いしましょう
ほかの赤ちゃんの行事については「行事・イベント」カテゴリーにまとめています。
