慣らし保育は1〜2週間ほどかかり、その間はお迎えが早かったり、急な呼び出しがあったりします。「仕事を休めない」「復帰直後に何日も休むのは気まずい」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、慣らし保育中に仕事を休めないときの対処法をまとめました。
まずは「育休中に慣らし保育を終える」のが理想
慣らし保育でいちばん困らない方法は、育休期間中に慣らし保育を済ませてから復帰することです。
- 入園日を復帰日の2週間ほど前に設定する
- 4月入園なら、復帰日を4月中旬以降にする
入園日や慣らし保育の始まる日は園によって決まっていることが多いので、入園が決まったらすぐに確認し、勤務先と復帰日を相談しましょう。
復帰後に慣らし保育が重なる場合の対処法
1. 有給休暇や時短勤務を使う
- 慣らし保育の期間だけ有給休暇を使う
- 時短勤務(短時間勤務制度)を利用する
- 始業・終業時間をずらせる制度(時差出勤・フレックス)がないか確認する
勤務先によって使える制度は違います。就業規則を確認し、早めに上司や人事に相談しましょう。
2. パパと分担する
慣らし保育の送り迎えや呼び出しを、パパと日替わりで分担する家庭も多いです。パパが育休や有給を取れないかも相談してみましょう。
3. 祖父母や家族に頼る
近くに住む祖父母に、慣らし保育中のお迎えだけお願いする方法もあります。遠方の場合は、慣らし保育の期間だけ来てもらう家庭もあります。
4. 一時保育・ベビーシッター・ファミサポを利用する
- 一時保育:慣らし保育の短い時間以外を、別の施設で預かってもらう
- ベビーシッター:慣らし保育後のお迎えから、帰宅までを頼む
- ファミリー・サポート・センター:地域の会員が送迎などを手伝ってくれる自治体のサービス
自治体によっては、ベビーシッター代の助成制度があります。お住まいの市区町村のサイトで確認してみましょう。
5. 園に相談する
慣らし保育の期間や時間は、家庭の事情に合わせて相談に乗ってもらえることもあります。仕事の状況を正直に伝えて、どこまで調整できるか聞いてみましょう。
育休を延長する場合の注意点(2025年4月から変更)
保育園に入れなかった場合、育児休業給付金の支給を延長できる制度があります。ただし、2025年4月から延長の手続きが変わり、確認が厳しくなりました。
- 「入所保留通知書」に加えて、保育所等の利用申込書の写しや申告書が必要になりました
- 原則として、子どもが1歳になる日までに入所できるよう申し込んでいることが条件です
- 合理的な理由なく自宅から遠い園だけに申し込んでいる場合などは、延長が認められないことがあります
育休の延長を考えている場合は、勤務先やハローワーク、お住まいの市区町村で最新の条件を必ず確認しましょう。
気持ちの面で知っておきたいこと
- 復帰直後に休むことに、罪悪感を持つ必要はありません。慣らし保育は、どの家庭にもある一時的な期間です
- 周りの人には「〇日まで慣らし保育で、早退が多くなります」と事前に伝えておくと、協力してもらいやすくなります
- 入園直後は子どもが体調を崩しやすいので、慣らし保育が終わったあとの呼び出しにも備えておきましょう
まとめ
- いちばん安心なのは、育休中に慣らし保育を済ませてから復帰すること
- 復帰後に重なる場合は、有給・時短・パパとの分担・家族・一時保育などを組み合わせる
- 育休の延長は2025年4月から手続きが厳しくなったので、最新の条件を確認する
慣らし保育の進め方は「慣らし保育の期間とスケジュール」、育休中にもらえるお金は「妊娠・出産でもらえるお金一覧」で紹介しています。
※この記事は2026年10月時点の情報をもとに作成しています。勤務先の制度や育児休業給付金の条件は、勤務先・ハローワーク・市区町村で確認してください。
