離乳食にも慣れてきて、ゴックンと上手に飲み込めるようになったら、「中期(モグモグ期)」に進むタイミングです。
この記事では、離乳食中期の進め方と、1回あたりの量の目安、食べないときの工夫をまとめました。
目次
離乳食中期はいつから?
生後7〜8か月ごろが目安です。月齢だけでなく、次のような様子が見られたら中期に進んでみましょう。
- 初期の離乳食を、口を閉じてゴックンと飲み込める
- 1日1回の離乳食を、ある程度の量食べられるようになった
- 豆腐や白身魚など、たんぱく質の食材にも慣れてきた
中期の進め方の基本
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 回数 | 1日2回 |
| かたさ | 舌でつぶせるかたさ(絹ごし豆腐くらい) |
| 母乳・ミルク | 離乳食のあとに、欲しがるだけ |
| 時間 | 午前と午後など、毎日だいたい同じ時間に |
1日2回にすることで、食事のリズムをつけていく時期です。2回目は、1回目から4時間ほどあけて、夕方遅くならない時間にしましょう。
1回あたりの量の目安
| 食品 | 1回の目安量 |
|---|---|
| 穀類(全がゆ) | 50〜80g |
| 野菜・果物 | 20〜30g |
| 魚 または 肉 | 10〜15g |
| または 豆腐 | 30〜40g |
| または 卵 | 卵黄1個〜全卵3分の1個 |
| または 乳製品 | 50〜70g |
たんぱく質の食材(魚・肉・豆腐・卵・乳製品)は、1回の食事でどれか1種類を選ぶか、複数を組み合わせるときは量を減らして調整します。
量はあくまで目安です。赤ちゃんの食欲や成長に合わせて調整しましょう。
中期に食べられる主な食材
- 穀類:全がゆ、パンがゆ、うどん(やわらかく煮て細かく刻む)
- 野菜:にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、キャベツ、トマト(皮と種を取る)など
- たんぱく質:白身魚、ツナ(水煮)、鶏ささみ、豆腐、納豆(ひきわり)、卵黄から全卵へ、プレーンヨーグルト
- 果物:バナナ、りんご(加熱)など
赤身魚(まぐろ・かつお)や鮭も、中期から少しずつ取り入れられます。鉄分が不足しやすい時期なので、赤身魚やほうれん草などを意識して取り入れるとよいでしょう。
食べないときの工夫
中期になると、急に食べなくなったり、好き嫌いが出てきたりすることがあります。
- かたさを見直す:急にかたくすると嫌がることがあります。少しやわらかめに戻してみましょう。
- とろみをつける:水溶き片栗粉などでとろみをつけると、飲み込みやすくなります。
- 味の変化をつける:だしやトマトなど、素材の風味で変化をつけてみましょう。
- お腹のすき具合を見る:離乳食の直前に授乳していないか、時間を見直します。
- 無理に食べさせない:嫌がる日は早めに切り上げて、また次の食事で試しましょう。
準備をラクにするコツ
- 冷凍ストック:おかゆや野菜ペースト、ゆでた魚などを1回分ずつ冷凍しておくと便利です。冷凍したものは1週間ほどで使い切りましょう。
- 大人の料理から取り分ける:味付けをする前に取り分けて、やわらかく煮たり刻んだりします。
- ベビーフードを活用する:外出時や忙しい日は、市販のベビーフードを上手に使いましょう。
後期(9〜11か月)に進むサイン
- 舌でつぶせるかたさのものを、モグモグと口を動かして食べられる
- 1日2回の離乳食を、ある程度の量食べられる
- 手でつかんで口に運ぼうとする
後期になると1日3回になり、歯ぐきでつぶせるかたさ(バナナくらい)に進みます。
まとめ
- 離乳食中期は生後7〜8か月ごろ。1日2回、舌でつぶせるかたさに
- 全がゆ50〜80g、野菜20〜30gなどが1回量の目安
- 鉄分が不足しやすい時期なので、赤身魚などを取り入れる
- 食べない日は無理をせず、かたさや時間を見直す
離乳食の始め方は「離乳食はいつから?始めるサインと初期の進め方」で紹介しています。
※量や進め方は一般的な目安です。厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」や自治体の資料を参考にし、心配なことは乳児健診などで相談しましょう。食物アレルギーが心配な場合は、医師にご相談ください。
