毎晩のように泣いて起きる赤ちゃんに、「いつまで続くの…」と疲れ切っているパパ・ママも多いのではないでしょうか。夜泣きは多くの赤ちゃんに見られるもので、育て方が悪いわけではありません。
この記事では、夜泣きの時期と原因、今夜から試せる対策をまとめました。
夜泣きとは?
夜泣きとは、空腹やおむつの不快など、はっきりした理由が見当たらないのに、夜中に泣いて起きてしまうことをいいます。原因ははっきりとはわかっていませんが、睡眠のリズムが発達していく途中で起こるものと考えられています。
夜泣きはいつから・いつまで?
一般的に、生後6か月ごろから始まり、1歳半ごろまでに落ち着くことが多いといわれます。ただし個人差が大きく、生後3〜4か月ごろから始まる子もいれば、ほとんど夜泣きをしない子もいます。
| 時期 | よくある様子 |
|---|---|
| 生後3〜5か月 | 昼夜の区別がつき始める時期。夜中に何度か起きる |
| 生後6〜9か月 | 夜泣きが目立ちやすい時期。決まった時間に泣くことも |
| 生後10か月〜1歳半 | 少しずつ落ち着く子が増える |
夜泣きの主な原因
はっきりとした原因はわからないことが多いですが、次のようなことが関係していると考えられています。
- 睡眠リズムの発達途中:眠りの浅い時間に目が覚めやすい
- 昼間の刺激:新しい体験や外出、来客などで興奮している
- 成長にともなう変化:寝返り・はいはいなど、体の発達が進む時期
- 歯が生え始める違和感
- 寝る環境:暑い・寒い・明るい・うるさい
今夜からできる夜泣き対策
1. 泣いたら、まず少しだけ様子を見る
赤ちゃんは眠りが浅くなったときに、寝ぼけて泣くことがあります。泣き始めてすぐに抱き上げると、かえって目が覚めてしまうことも。安全を確認したうえで、少しだけ様子を見ると、そのまま眠ることがあります。
2. 不快の原因を確認する
- おむつがぬれていないか
- 暑すぎたり寒すぎたりしないか(背中や首の後ろを触って汗をかいていないか確認)
- お腹がすいていないか
3. 生活リズムを整える
- 朝は決まった時間にカーテンを開けて、朝日を浴びる
- 昼間は明るい部屋で過ごし、夜は照明を暗めに
- お昼寝が夕方遅くまで長引かないようにする
4. 寝る前の流れを決める
お風呂→授乳→絵本→部屋を暗くする、のように、毎日同じ流れで寝る準備をすると、赤ちゃんが「もうすぐ寝る時間」と感じやすくなります。
5. 寝る環境を見直す
- 部屋は暗く、静かに
- 室温は暑すぎず寒すぎず(大人が少し涼しいと感じるくらい)
- テレビやスマホの光・音は寝る前に控える
安全のために守りたいこと
- 赤ちゃんは仰向けに寝かせましょう。1歳になるまでは、うつぶせ寝は避けることが、乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防として推奨されています。
- ベッドや布団の顔の周りに、ぬいぐるみやタオルなどを置かないようにしましょう。
- 柔らかすぎる敷き布団や枕は避けます。
パパ・ママが限界のときは
夜泣きが続くと、睡眠不足でイライラしてしまうのは当然のことです。
- パパと交代制にする:曜日や時間帯で担当を分けるだけでも、まとまって眠れる日ができます。
- 昼間に一緒に寝る:家事は後回しにして、赤ちゃんのお昼寝に合わせて休みましょう。
- 一時保育や産後ケアを利用する:自治体によっては、育児の負担を軽くするサービスがあります。
どうしても泣き止まずにイライラが限界になったら、赤ちゃんをベッドなど安全な場所に寝かせて、少しその場を離れて深呼吸してください。数分泣かせても、赤ちゃんは大丈夫です。
赤ちゃんを強く揺さぶることは絶対にしないでください。脳に重い障がいが残る「乳幼児揺さぶられ症候群」の原因になります。
こんなときは受診・相談を
夜泣きは多くの場合、成長とともに自然に落ち着きます。ただし、次のような場合は病気が隠れていることもあるので、小児科に相談しましょう。
- 熱がある、ぐったりしている
- いつもと違う激しい泣き方が続く
- 吐く、下痢をしている
- 耳を触って痛がる様子がある
夜間や休日に迷ったときは、小児救急電話相談(#8000)で相談できます。
まとめ
- 夜泣きは生後6か月〜1歳半ごろに多く、成長の過程で起こるもの
- 泣いたら少し様子を見る・不快の原因を確認する
- 朝日・昼の明るさ・寝る前の流れで生活リズムを整える
- 限界のときは一人で抱え込まず、交代や支援サービスを頼って
夜泣きは「いつか必ず終わる」ものです。パパ・ママ自身の休息も大切にしながら、乗り切っていきましょう。
※この記事は一般的な情報です。赤ちゃんの体調に心配がある場合は、医師にご相談ください。
