赤ちゃんのおしりが赤くなっていると、「痛そう…」と心配になりますよね。おむつかぶれは多くの赤ちゃんに起こる肌トラブルですが、毎日のケアで予防・改善できることも多くあります。
この記事では、おむつかぶれの原因と、おうちでできるケア、受診の目安をまとめました。
目次
おむつかぶれとは
おむつが当たる部分の皮膚が、赤くなったり、ブツブツができたり、ただれたりする状態です。医学的には「おむつ皮膚炎」と呼ばれます。
おむつかぶれの主な原因
- おしっこ・うんちの刺激:特にうんちに含まれる成分は、肌への刺激が強いといわれます。
- おむつの中のムレ:湿った状態が続くと、皮膚がふやけて傷つきやすくなります。
- 拭くときの摩擦:ゴシゴシ拭くと、肌の表面が傷つきます。
- 下痢:回数が増え、刺激の強いうんちが肌に触れる時間が長くなります。
おうちでできるケア
1. おむつはこまめに替える
おしっこやうんちが肌に触れている時間を短くすることが基本です。特に、うんちをしたらすぐに替えてあげましょう。
2. 拭くより「洗い流す」
赤くなっているときは、おしりふきでこするより、ぬるま湯で洗い流すほうが肌への負担が少なくなります。
- ペットボトルのふたに小さな穴を開けた「おしり洗いボトル」が便利
- 洗面器にぬるま湯を入れて、おしりを浸して洗う
- うんちが多いときは、シャワーで流す
おしりふきを使うときは、ゴシゴシこすらず、押さえるように拭きましょう。
3. よく乾かしてからおむつをつける
洗ったあとは、柔らかいタオルで押さえるように水分をとり、しばらく乾かしてからおむつをつけます。
4. 保護剤で肌を守る
ワセリンなどの保護剤を薄く塗ると、おしっこやうんちが直接肌に触れるのを防げます。どの保湿剤・保護剤を使えばよいか迷ったら、小児科や薬剤師に相談しましょう。
5. おむつのサイズと種類を見直す
- サイズが小さすぎると、締め付けやムレの原因に
- 大きすぎると、隙間から漏れて肌が汚れやすくなる
- メーカーを変えたら改善することもある
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カンジダ皮膚炎との違い
おむつかぶれと似た症状に、カビ(カンジダ)が原因の「乳児寄生菌性紅斑(カンジダ皮膚炎)」があります。
| おむつかぶれ | カンジダ皮膚炎 | |
|---|---|---|
| 赤くなる場所 | おむつが当たる、出っ張った部分 | 皮膚のしわの奥まで赤くなる |
| 特徴 | 全体的に赤くなる | 赤みの周りに小さなブツブツが点々と広がる |
| ケア | 清潔・保護で改善しやすい | 抗真菌薬での治療が必要 |
カンジダの場合は、市販の薬やステロイドの塗り薬では悪化することがあります。自己判断で薬を使わず、小児科や皮膚科で診てもらいましょう。
こんなときは受診を
次のような場合は、小児科や皮膚科を受診しましょう。
- 2〜3日ケアを続けても良くならない
- ただれて、じゅくじゅくしている・血がにじんでいる
- 赤みが広がっている、しわの奥まで赤い
- 小さなブツブツが周りに散らばっている
- 熱がある、機嫌が悪い
おむつかぶれを予防するには
- うんちのあとは、すぐにおむつを替える
- 1日1回はお風呂で、おしりをやさしく洗う
- おむつ替えのたびに、肌をしっかり乾かす
- 下痢のときは、特にこまめに替えて洗い流す
まとめ
- おむつかぶれは、おしっこ・うんちの刺激、ムレ、摩擦が主な原因
- 赤いときは「拭く」より「洗い流す」、そしてよく乾かす
- しわの奥まで赤い、ブツブツが散らばるときはカンジダの可能性も
- 2〜3日で良くならない場合は、自己判断で薬を使わず受診を
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※この記事は一般的な情報です。症状が気になる場合は、医師にご相談ください。
