「生後2〜3か月になったのに、夜まとまって寝てくれない」「抱っこで寝たのに、布団に置くとすぐ起きる」と悩んでいませんか?
この時期の赤ちゃんは、まだ睡眠のリズムを作っている途中です。この記事では、寝ない原因と、今日から試せる寝かしつけのコツをまとめました。
目次
生後2〜3か月の赤ちゃんの睡眠
生後2〜3か月ごろは、少しずつ昼と夜の区別がつき始める時期です。とはいえ、まだ睡眠と目覚めを短い周期でくり返すため、夜中に何度か起きるのはよくあることです。
| 時期 | 睡眠の様子(目安) |
|---|---|
| 新生児期 | 昼も夜も関係なく、2〜3時間ごとに起きる |
| 生後2〜3か月 | 昼夜の区別がつき始め、夜にやや長く眠る日が出てくる |
| 生後4〜6か月 | 夜にまとまって眠る時間が長くなる子が増える |
個人差がとても大きいので、ほかの子と比べすぎないようにしましょう。
寝ない主な原因
- お腹がすいている:成長期で飲む量が増えている
- おむつが気持ち悪い
- 暑い・寒い:大人より体温が高く、汗をかきやすい
- 昼間の刺激が多かった:外出や来客で興奮している
- 眠いのに眠れない:眠くてぐずる「寝ぐずり」
- 夕方に泣く:はっきりした理由がなく、夕方〜夜にかけて泣き続けることがある(いわゆる黄昏泣き)
生活リズムを整えるコツ
朝は光を浴びる
毎朝だいたい同じ時間にカーテンを開け、部屋に朝日を入れましょう。体内時計が整いやすくなります。
昼は明るく、夜は暗く
- 昼間は明るい部屋で過ごし、生活音があっても大丈夫
- 夜は照明を落とし、授乳やおむつ替えも暗めの明かりで静かに
お風呂の時間をそろえる
毎日同じくらいの時間にお風呂に入れると、「お風呂のあとは寝る時間」という流れができてきます。
寝かしつけのコツ
入眠の合図を決める
お風呂→授乳→子守唄や音楽→暗い部屋へ、のように、毎晩同じ流れをくり返します。
「背中スイッチ」対策
抱っこで寝た赤ちゃんを布団に置くと起きてしまう、いわゆる「背中スイッチ」。次のような工夫で起きにくくなることがあります。
- 深く眠るまで(手足の力が抜けるまで)少し待ってから置く
- お尻から先に布団に下ろし、最後に頭を下ろす
- 置いたあとも、しばらく手を胸やお腹に当てておく
- 布団をあらかじめ温めておく(湯たんぽは置いたままにしない)
音を活用する
換気扇やドライヤーのような「ザー」という音(ホワイトノイズ)で落ち着く赤ちゃんもいます。音量は小さめにしましょう。
安全な寝かせ方
寝かしつけのときに、必ず守りたいポイントです。
- 仰向けに寝かせる:1歳になるまでは、乳幼児突然死症候群(SIDS)予防のために、仰向けで寝かせることが推奨されています。
- 顔の周りに物を置かない:ぬいぐるみ、タオル、枕などは窒息の原因になります。
- 固めの敷き布団を使う:大人用の柔らかい布団やクッションの上に寝かせない
- 暑くしすぎない:着せすぎや掛けすぎに注意
- おくるみは寝返りが始まったらやめる
パパ・ママが休むための工夫
赤ちゃんが寝ない時期は、パパ・ママも寝不足になりがちです。
- 夜中の授乳やミルクをパパと交代する(搾乳やミルクを活用)
- 赤ちゃんが昼寝をしたら一緒に横になる
- 家事は最低限にして、宅配や時短家電に頼る
- 地域の産後ケアや一時預かりを利用する
泣き止まずにつらくなったら、赤ちゃんを安全な場所に寝かせて、少し離れて気持ちを落ち着けてください。赤ちゃんを強く揺さぶるのは絶対にやめましょう。
こんなときは受診・相談を
- 熱がある、ミルクの飲みが悪い、ぐったりしている
- いつもと違う激しい泣き方が続く
- 体重が増えていない
夜間や休日に迷ったときは、小児救急電話相談(#8000)も利用できます。
まとめ
- 生後2〜3か月はまだ睡眠リズムを作っている途中。夜中に起きるのは自然なこと
- 朝の光・昼と夜のメリハリ・寝る前の流れでリズムを整える
- 寝かせるときは仰向けで、顔の周りに物を置かない
- パパ・ママも休めるよう、交代や支援サービスを活用して
月齢が進んでからの夜泣きについては「夜泣きはいつから・いつまで?」で解説しています。
※この記事は一般的な情報です。赤ちゃんの体調に心配がある場合は、医師にご相談ください。
